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父の命日

雑記帳

今日は父の命日です。

68歳で逝ってしまった父は外では「えぇ格好しぃ」で調子のいいことばかりよくしゃべる。

家では静かで動かず、面倒ごとが嫌いでワンマンなタイプの人でした。

「複雑な家庭のお坊ちゃま育ち」という、昭和時代有りがちなややこしい生い立ちが

影響したのかと思われます😅

プライドの高さはかなりのもので、職場での揉め事もあったようだし、

母や私の意見など適当にあしらわれ、鼻で笑うかキレるか。

頼みごとや進路のことなども、父の考えと合わなければ即却下で、再度交渉しても聞く耳持たず。

大学進学問題で最大の亀裂が入ったまま最後まできてしまいました。

私が幼かった頃の写真を見ると、そんな気配など見えないのですが、

母はこの頃から気苦労はあったようです。

ただ、父にも父の人生があって、本人以外わからない胸の内があったはず。

亡くなった今だからそう思えるけど、結婚を機に家を出るまでは

父に対し盛大にふてくされておりました…😅

ともあれ、父がいて私がいる。

実はすごく絵が上手かった父。

孫と楽しそうに遊んでくれた父。

精神的にも身体的にもしんどい思いをしながら定年後も嘱託で働き、仕事を辞めたあとすぐに病んだ父。

嫌いだった訳じゃないけど、どこか親子として寄り添えない気持ちのままお別れしちゃった父。

なんだか複雑な想いになる秋のお彼岸9月24日、父の命日です。

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