『徳川家康と武田信玄』 平山 優
令和5年の大河は家康
なんと松潤の家康が見られるとは!
と思った方、多かったのではないでしょうか。
いよいよ明日からですね~
重厚なイメージの俳優さんが
演じられていることが多い徳川家康。
「青天を衝け」のストーリーテラー家康は
北大路欣也さんでしたね。
これまで、いろんな徳川家康を描いた
小説やドラマ、映画の中で
主役でなくても存在感のある人物像が
出来上がっている戦国武将。
これを松潤がどう演じるか、楽しみです!
さて、今回の本。
価格:1,980円 |
小説ではなく、史料として残っている文献を
平山氏が繋ぎあわせていくような感じ。
小説のように登場人物がしゃべることもなく
劇的な描写があるわけでもなく、
淡々と「証拠資料」を解説してくれながら
戦国の世が進んでいきます。
ちなみに平山氏のTwitter ←はこちらから
武田信玄がもっと長寿だったら…
戦国のいく末は、家康の命運は、
また違ったものになっていたのか。
歴史のタラレバは小説にまかせるとして、
これまで読んだいろんな物語を
いったん忘れて
社会的ニュースを読む感覚でトライしてみるといい
1冊じゃないでしょうか。
にしても、
脱糞、いや、焼き味噌?の😅大変な思いを
させられた信玄公への恐れとリスペクトは
生涯、家康の心の奥に生きていた、はず。
家康と信玄をピックアップして
現在のところ、史実とされている事柄を
綴ったこの本は、
大注目の「どうする家康」時代考証担当する
著者の気合いが感じられる1冊!
でしょう👍